先日は何を思ったか真夏の様相な日が何日かありましたけど、梅雨入り前の爽やかな陽気を取り戻した5月の終盤ですね。

1ヶ月前は平成から令和への時代の移り変わりに、日本中が年末のようで、またそれとは違った不思議な感覚の日々でしたね。
そのような時期に、アタクシはやどかりの如く引越しをしていたワケですが。
移転の案内はがきにお返事やお電話をチラホラ頂戴しまして…
都内の引越しは、ほんの2キロくらいの移転でも区が変わったりするので、必然的に固定電話の局番も変更される(おなじ番号が使えない)ため、こうしたご案内は必須なのよね。
もう携帯だけでいいんじゃない?!
って思うんだけど、事務所の固定電話にかけるのが古くからの芸能界のブッキングの仕事の仕方…ってポリシーを貫いているお取引先さんも多いので…
このデジタルな時代でも、おはがきでお送りするのがアタクシ流の仕事術になっているわけ。
デビューしたころの20年くらい前ってのは、バブル崩壊と言ってもまだ余韻が残っていたから、こうしたご案内はがきを出せばお問い合わせがきて、一気にスケジュールが決まっていった時代だったわね。

相変わらず「この上なく経費のかかる芸風」で歩んできたから、ギャラは安く、内容は豪華に!ってお話が多くてね…割に合わないわよね。
去年の夏に小田原でお仕事したときのステージ写真が綺麗だったので採用してみましたよ。ひまわりみたいでいいじゃないかしらね…
どうも、小田原市界隈で安定の人気をちょうだいしているピンポイント需要芸人、そのまんま美川(@monomanet)です。 神奈川県小田原市を中心にした地域の経済を担う、さがみ信用金庫。 もう何十年にも渡って毎年の「現況報告会」と同時に[…]
今回は、趣味でやってるお片付け術やメンズ美容などに関するお話や、アタクシが「そのまんま美川」というニッチな芸風で芸能界の端っこを歩み続けてきたことから導き出した仕事術なんかをお話する企画のご案内も合わせてお知らせしています。
何ていうか、歌を歌う公演ってのは音響や照明といった設備もかかるし、こちらも何着も衣裳をお持ちしないといけないから大変なわけよ。
でも、お話する講演ってのは、司会用のマイクでもあって、こちらもぺろんと一枚着るものを持っていけば楽チンなわけ。
アタクシの仕事もコンパクトに軽量化していきたいな〜と。
芸能界の仕事術もコンパクトになっていく時代
昔はね、事務所の電話にかけると「デスク」って役職の人がいましてね、用件を伝えて担当のマネージャーさんに取り次いでもらうといったスタイルが一般的だったの。
小さな事務所でもそんな風にスタッフを抱えていたから、今では考えられないくらい景気も良かったんでしょうね。
そもそも、ネットがなかった時代はタレント事務所の電話番号を知るのもなかなか難しかったけど。今はね、ホント検索したらホームページに掲載されてるものね。
全国のイベンターとか広告代理店、企画会社の方が仕事しづらくなったとおっしゃるのもわかる気がする。
催しなどでタレントを呼びたい人とタレントや所属事務所が直接お取引しちゃうような時代ですものね…そういう点ではアタクシの販路は昔ながらなスタイルで、企画会社の方がオファーいただくのが9割以上。

どんどんコンパクトになっていく時代だから、最近アタクシなんて自ら電話でスケジュールやご依頼のやり取りしておりますのよ。気楽でいいし、ご提供している芸について伝えたいコトを自らの口で伝えられていいわね。
もちろん「タレントさんにギャラの交渉しづらいなぁ」って方もいますが、いいじゃないね〜お互い腹を割って話す方が。
どうぞ、お気軽にオファーいただければと思っとりますのよ〜。よろしく。