どうも、台湾でも南部の街・台南が特に大好きマニアック旅人、そのまんま美川(@monomanet)です。
台湾への旅を計画していろいろ調べていると、台湾と日本の都市の例えとして、「台北=東京」「台南=京都」「高雄=大阪」みたいなイメージで表現されたりしているのを見かけますよね。
日本で言うところの東京大学にあたるのが台北にある「台湾大学(台湾大學)」とするなら、京都大学にあたるのが、台南にある「成功大学(成功大學)」といったところでしょうか。その大学院で学んでいる現地の博学な友達がおりまして、そんなご縁もあってよく台南を訪れますの。
今回は、日本人にも縁があって、無料で訪れることのできる「榕園(ガジュマルガーデン)」をご紹介してまいりましょう。
台南駅の東側一帯は成功大学の広大なキャンバスが広がる
台南駅の地味な方の出口が東口なんですが、出口を出たら徒歩1分で広大な敷地の成功大学の敷地が広がります。日本の大学生が羨むような駅チカ大学です。

その成功大学の一角に今回ご紹介する「榕園(ガジュマルガーデン)」があります。
樹形は「この〜木なんの木」みたいな。ガジュマルの巨木
日本人にはおなじみの大手企業のテレビCM「この〜木なんの木、気になる木〜」を彷彿とさせる巨大で美しい樹形は特別なエネルギーを持った樹木な雰囲気を醸し出しています。


ご本家「この木何の木」はハワイ・オアフ島に存在し、2019年8月に旅してきましたよ。
どうも、芸能界のはじっこで憧れの美川憲一さんのそっくりさんをしております、そのまんま美川(@monomanet)です。 今回も久々のハワイ旅をしてきたレポートをお届けしていきましょう。わっしょい。 さて、アタクシのブログをご覧い[…]
成功大學・榕園で日本とご縁を感じる理由「昭和天皇とガジュマル」
歴史を紐解くと、とても複雑な歩みをしてきた「台湾」の地。
かつては日本が統治していた時代がありますが、日本人の知恵を持って現地の発展に寄与した先人のおかげで、とても親日文化でいてくださいます。

ガジュマルガーデンに悠然と立つ立派な姿に圧倒されるこちらのガジュマルの大木は大正12年(1923年)、当時の皇太子であった昭和天皇が台湾を訪問した際に軍の視察のため、成功大学を訪れた記念に植樹されたそうです。
我々日本人が台湾南部の街、台南を訪れた時に感じる「どこか昭和の時代を思い出すような安心感」はこうした日本との縁があるからなのかもしれませんね。
ガジュマルはとても強い生命力だからパワーを感じることができますよ!
狭小ベランダで植物男子を楽しんでいますが、いくつか育てている木の中でもガジュマルは生命力が強いもので、アタクシも枯らさずに何十年もコツコツ育てておりますの。

ズボラなアタクシでも枯らさず育てられるガジュマル。ぜひ皆さんも大きく育ててみてください。
2017年の台風で落雷によって切り裂かれたガジュマルも生きている!

アタクシが台南のガジュマルガーデンを訪れる数ヶ月前、2017年夏に台南を襲った台風の落雷によって、真っ二つに切り裂かれてしまったガジュマルも強い生命力で枯れることなく健在な姿を見せてくれます。
現地を実際に訪れたなら、その力強い風情から「とてつもないエネルギーを感じるはず」と思いますの。
まとめ|神秘的な雰囲気を醸し出すガジュマルの魅力

エルビス・プレスリーのステージ衣裳のヒラヒラを彷彿させるような気根がガジュマルの魅力。その成長が独特の樹形や神秘的な雰囲気を作り上げています。
無料で楽しむことのできる台南のパワースポットなのでぜひ、台南を旅する時にはスケジュールに組み込んでみてください。
駅チカ観光スポットとして成功大学のキャンバスをお散歩するだけでも癒やされる雰囲気がたくさんありますよ。
ではでは、またコツコツ台湾・台南の魅力を記事にしていきたいと思います。どうぞ、ゆるーく旅レポとしてお楽しみくださいね。