どうも、令和が始まってもう3ヶ月目!そして、今年も半分が終了!と聞かされて、時の流れの早さに愕然な浦島太郎状態、そのまんま美川(@monomanet)です。
先日ね、上野にお出かけしたお話は「台湾グルメを堪能【台湾フェスティバルTOKYO2019】お出かけしてきた」という記事にレポートしましたの、ご覧いただけましたかしら?次回の台湾旅行は8月の終わり頃に実現しそうでワクワクです。
どうも、今年も台湾旅行の予定があるんだけど、待ちきれない台湾大好き、そのまんま美川(@monomanet)です。 今年で6回目になる『台湾フェスティバルTOKYO2019』が、6月20日(木)~23日(日)の4日間、上野恩賜公園 噴水[…]
さて、そんな台湾フェスに上野公園にお出かけしたついで…と言っては叱られそうなんだけど…
この日本の新時代【令和】の由来になった万葉集。
学生時代に歴史の授業でざっくりとその存在は習った記憶はあるものの、果たしてどれだけ壮観な芸術か?
きちんと目にしたことがなかった(もしかしたら歳のせいで忘れちゃったのかもしれない)ので、この機会に万葉集の書かれた屏風の常設展示もあるとのことで東京国立博物館で芸術鑑賞してきました。
620円(一般・大人)でじっくり半日は過ごせてしまう、東京国立博物館。良かったわ〜!
620円で半日は十分に楽しめるから、美術館・博物館には定期的に足を運んで損はない
アタクシもその昔、ご縁があって「文化人・芸能人の多才な美術展」という100名の著名人や政治家などが出展する美術展に、不思議なご縁で参加させてもらっていた歴史がございますもので…
ラリス株式会社は、アート・プロデューシング、マネジメント・コンサルティング、パブリック・リレーションズ活動の主に3つの事…
もう少し、アートな何かを発信すべきではありましたけど。

やっぱ、今の時代を生きる人類にとって(直接的に血縁関係があるわけじゃないんだけど)、我々に個人個人にとって「先人がクリエイトしてきた事実・真実やアートな作品を直接目にすることができる美術館・博物館って本当に素晴らしいスポットだな…って実感してるの。
これが【令和】の由来|万葉集五、「梅花の歌」ですか!

こちらは写真OKとされているので、ぜひ記憶が苦手なみんさん、他のお客様のご迷惑にならないように気を配りながら、写真に撮ってカメラロールに保存しちゃいましょう。

東京国立博物館ではいくつかの万葉集の書かれた書物や屏風を保有している中で、現在展示されているのは、中山与作筆の「万葉集屏風」。
紺紙に金字で「万葉集 全20巻」を六曲二双の屏風に緻密な金字で書写している作品です。
*展示は二隻のみ、本館18室にて2019/7/15まで展示中です。

于時初春令月氣淑風和梅披鏡前之粉蘭薫珮後之香
ふむふむ、漢字でちゃんとメモするから待てってねと言いながら、漢字で書く原文はこんな感じと報じられましたね。これを日本語約するとこんな風になるワケですね。
初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き蘭は珮後の香を薫らす
しょしゅんのれいげつにして、きよくかぜやわらかぎ、うめはきょうめんのこをひらきらんははいごのこうをかおらす
とても素敵な情景が浮かぶ次第ですよね。
アタクシもこのような風流な歌を詠んでみたい次第ですが…
「香らすな 華麗華麗じゃ ござらんのだよ 加齢臭」というくらいな現実味しかない日常の風景を詠むのが精一杯よ。しかも五七五でもなきゃ、五七五七七でもない。

【国宝室】もぜひ、おすすめしたい

上野にある東京国立博物館には、定期的に展示を入れ替えつつ【常に国宝を展示しているスペース】があります。

こんな風に、いくつもの国宝をたった620円のチケット代だけで目の当たりにできる環境があるのは、日本国の素敵な国作りの仕組みの一環なのかもね〜
展示されていたのは【延喜式】
「延喜式」と言われましても…
もう少し歴史の授業をきちんと聴いておけばよかったという気持ちにもなりますが、芸術は心で感じれば良いものというのがアタクシの脱力主義だもので。

そんなアタクシみたいなトンチンカンな来場者にもわかりやすい解説もしっかり書かれています。
ともかく、一室に一作のみの展示は風格を漂わせた特別感のある空間。
で、この「延喜式」というのは、平安時代中期に律令の施行細則をまとめた法典ということでありますよ。


つまりは、アートには人をそんな気分にさせてくれるエネルギーがあるということを述べたいワケですよ。
まとめ|次の週末は博物館・美術館へお出かけしてみませんか?

東京という街は、お金をかけなくとも、とても楽しいことが目白押しな場所。
皆さんのお住まいの地域にも大なり小なり「美術館」「博物館」がお有りかと思います。
どうでしょう、たまにはフラッと立ち寄ってみては。
知らず知らずのうちに、その展示に見入ってしまって、気づいた時には半日以上時間が経過していることもあるかもしれませんよ。
芸術鑑賞なんて難しく考えなくて、脱力した気分で感じるままに感じれば良いと考えるのが一番だと思っていますの。
当ブロブでも、ささやかな「お出かけ情報」として都内のお出かけして楽しかったスポットを「お出かけカテゴリー」でご案内しています。あなたにとってのお出かけ選びの参考になればと思っています。
